アルゼンチンタンゴ ダンス 初心者

アルゼンチンタンゴはどこで教えてくれる?

アルゼンチンタンゴ(以下、タンゴとします)は、社交ダンスのタンゴとは違います。社交ダンスのタンゴは、イギリス人がアルゼンチンで見たタンゴを持ち帰り、社交ダンスの種目に作り変えたものです。ですから、アルゼンチンタンゴが、本家のタンゴと言えます。

 

 

何が違うのか、それは見ていただければすぐにわかると思いますが、簡単に言えばホールド(組み方)が正反対です。社交ダンスは男女がお互いに反り返り、上体を離します。アルファベットのYのような形です。しかし、本家のタンゴは上体がぴったりとくっつきます。アルファベットのAの形です。タンゴでは、ホールドのことを「アブラッソ(抱擁)」と呼びますが、まさに男女が抱き合うように密着して踊るものです。

 

 

きれいな女優さんがタンゴに挑戦しているのをテレビで見たり、外国の映画で情熱的にタンゴを踊るシーンを見たり、何かのきっかけでタンゴを始めてみたい!と思った時、まずどこで習えるのか?「タンゴ教室」という看板を、街中で見ることはまずないと思います。

 

 

私も10代の頃からタンゴに憧れていましたが、どこで習えるのかわからず、始められませんでした。社会人になって「ケイコとマナブ」の中に出ていたダンス教室に行ったところ、そこは社交ダンスの教室だったので、アルゼンチンタンゴはろくに教えてもらえず、2年間も社交ダンスをやりました。結局、偶然知り合った方に連れていってもらったミロンガ(タンゴのダンスパーティー)で、ようやくプロのダンサーと知り合い、彼らのクラスを教えてもらって習い始められました。

 

 

もっと早くクラスがあることを知っていれば、と思ったものです。今は、ネットで「タンゴ教室」と検索すれば、たくさんヒットします。10年前より、はるかに多くのタンゴを教えるクラスが存在するのも事実です。この10年ほどの間に、日本のタンゴダンサーは増えましたし、世界で活躍するようになりました。彼らがクラスを開いているのです。

 

アルゼンチンタンゴのクラスの選び方

では、たくさんあるクラスを、どうやって選んだらいいのか?「○○大会優勝」「○○選手権にてファイナリスト」など、プロフィールで「おぉ、すごい人なんだ」と思うこともあるかもしれませんが、日本のダンサーのレベルは高いので実はそんなに珍しくはありません。たくさんあるタンゴのクラスをどのように選べばいいのでしょうか。

 

 

なんでもあてはまることかもしれませんが、教室の場所が通いやすいこと、時間が合うこと。料金はだいたいグループレッスン1クラス3000円前後です。プライベートレッスンは、1時間10000円〜15000円ぐらい。無理のない範囲で通い、継続的に続けられることが大事です。

 

 

見極めるべきポイントは、先生であるダンサーの教え方。よくあるのが、フィガー(足の動き、足型)だけを教えて、ステップを踏むことばかりさせるクラス。これは社交ダンスと同じです。タンゴは、ステップのダンスとは少し違います。男女がお互いに心地よくアブラッソしていることが一番大事です。ステップを踏まなくても、アブラッソしてただ歩いているだけでもタンゴになり得ます。

 

 

教える側には、いかにしてお互いに心地よくいられるのか、そのスキルを教えられることを求めるべきだと思います。初心者の方に、いきなり足の動きだけを覚えさせようとするようなクラスは、あまりおすすめできません。身体をどう使えば心地よく踊れるのか、相手を心地よくするにはどうしたらいいのか。そういったことを教えられるクラスがおすすめです。

 

 

クラスの雰囲気がいいこと、仲間が仲良く感じがいいことも大切です。先生と生徒たちとの関係が良好であって、快く迎え入れてくれるようであれば良いクラスでしょう。初心者の場合、特に男性は、テクニックも必要になるので非常に難しく、あきらめて辞めてしまう人も多いものです。しかし、そこで踏ん張って!身についてくるとどんどん楽しくなってくるのがタンゴ。最初に習ったクラスの影響は、その後のタンゴライフの基となりますし、クラスの仲間は大切な存在になっていきます。せっかく始めるなら、自分に合ったクラスを見つけて早くダンスを楽しんでいただきたいと思います。

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